国内生産量1位、和歌山のイチジク

いちじく

秋はさまざまな果物が旬を迎える季節ですね。そのうちの1つ、イチジク(無花果)は夏果のものは6月~8月が旬ですが、秋果は8月~10月が旬。

ほのかな甘さと香りが魅力のイチジクは水溶性食物繊維のペクチンや、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、酵素のフィシンなどを含んでいます。

イチジクを食べると、免疫力向上、アンチエイジングや整腸作用、むくみや血圧上昇の防止などの効果があるとされています。さらにドライイチジクは生のものより、栄養素が約1.5~2倍になります。

そんなおいしくて健康にもいい、イチジクですが、国内生産量トップはこれも和歌山!(2021年 2,019.5トン、シェア率19.3%)

なかなかスーパーなどでは買えないイチジクを、和歌山から産地直送のものを食べてみてはいかがでしょうか。

日本最古のあんこ屋さんの閉店

和歌山市の紺屋町にある餡匠 きたかわとその和菓子店の一寸法師が2022年9月末をもって閉店されることになったそうです。きたかわさんは創業が明治33年(1900年)。あんこ屋としては日本でもっとも古いお店です。

コロナ禍や後継者問題により、残念ながら100年以上続いた歴史に幕を下ろすことになったようです。

参考リンク:日本最古のあんこ屋、廃業へ 100年超の歴史に幕(WBS 和歌山放送ニュース)

北海道産の小豆を100%使用したあんこは、「豆殺し」というきたかわさん独自の製法で作られ、すっきりとしとしていながら小豆の風味の香りが強く感じられます。

どら焼きやもなか、あずきアイスキャンデーなど、どれも一級品。名実ともに日本を代表するあんこ屋さんと和菓子屋さんがなくなってしまうのは、とても寂しいですね。

和歌山電鐵のたま電車ミュージアム号とは?

たま電車ミュージアム号

和歌山駅から貴志駅までの14.3 kmをつなぐ、和歌山電鐵貴志川線。住宅街や歴史ある神社、景色の良い公園、のどかな風景が楽しめる路線ですが、この路線を走る車両も魅力の1つです。

2022年8月現在、貴志川線には5種類の電車がありますが、その中でも特に人気があるのが、2021年12月に登場したたま電車ミュージアム号です。

クラウドファンディングで実現した「いまだかつてないネコ電車」

たま電車ミュージアム号は2021年にクラウドファンデングの企画で実現した電車です。鉄道インフラによって地域活性を図る目的で、デザインは鉄道デザインの第一人者の水戸岡鋭治さんが手がけました。クラウドファンディングのサポーター959人の支援を受けて集まった約1,000万円の資金を加えて、同年12月4日から運行を開始しています。

初代たま駅長が、ニタマ駅長、よんたま駅長、ファンや子どもたちに囲まれているというコンセプト。

関連記事:二匹のねこ駅長揃い踏み!たま大明神鎮座7周年

内装から外装までねこ駅長たちの魅力が詰まった豪華な電車になっています。

 

たま電車ミュージアム号を始め、各車両は1時間に1本程度の間隔で走っています。時刻表で確認して時間を合わせて乗車してみてはいかがでしょうか。

和歌山電鐵貴志川線:時刻表

二匹のねこ駅長揃い踏み!たま大明神鎮座7周年

和歌山電鐵貴志川線の貴志駅の初代ねこ駅長を務めたたまが亡くなり、たま大明神として同駅を見守るようになって7年。2022年8月11日に「たま大明神鎮座7周年」を祝う式典が行われました。

ニタマ駅長
ニタマ駅長と和歌山電鐵・小嶋光信社長
よんたま駅長
よんたま駅長

和歌山電鐵の小嶋社長に抱かれたニタマ駅長は今回、宮司としてのお仕事。伊太祈曾のよんたま駅長と一緒に駅構内の祠に参拝し、たま駅長の大明神の鎮座7周年を祝うとともに、新型コロナウイルスの終息を記念しました。

その後、たま大明神の御朱印の頒布が行われました。多くの人が列を成してその順番を待つ間、ニタマ宮司は社長の脇で冷風機で一休み。

その後、コンコースにて両駅長揃っての撮影会が行われました。普段顔を合わせることのない二駅長は、初めて会って以来のご対面でした。

由良町、峠からの景色

紀伊水道の入り江、衣奈漁港を望む景色です。棚田の稲穂が風に揺れ、丘陵にはみかんの木が立ち並びます。

由良町のみかんは由良早生(ゆらわせ)は10月上旬に熟す極早生種で、この時期の品種の中では特に甘みが強いみかんです。

さまざまな歴史を持つ興国寺や壮大な海岸の風景が見られる白崎など、見所も十分なエリアですね!