地蔵の辻のお地蔵様とお地蔵あんぱん

和歌山県和歌山市内、国道24号線と柳通りの交差点は「地蔵の辻」と呼ばれています。早咲きのカンザクラ近くにあることでも有名です。地蔵の辻という名前ながら、今はその場所にお地蔵様の姿はありません。2003年に道路拡張工事にともない、約200mの位置に移されています。

立派なお地蔵様ですが、それもそのはずで、紀州藩初代藩主徳川頼宣の母、お萬の方によって建立されたものです。

 

お地蔵様から紀勢本線の高架をくぐって柳通りを南に進むと、道沿いにデイリーヤマザキ和歌山中之島店があります。

このお店で人気なのが「お地蔵あんぱん」(税込188円)。直径は約10㎝ほどで、中にはあんことその3倍近くのホイップクリームが入っています。

特別にプラスチックのケースに収められたあんぱんには、優しい表情のお地蔵様と「中之島」の焼き印が押されています。近くを通られたときにはお地蔵様のお参りと合わせて購入されてみてはいかがでしょうか。

紀の川市の桃がたくさん出回り始めました

夏の果物がどんどん美味しくなってくる季節ですね。少し前からスーパーでは小玉スイカの「ひとりじめ」が店頭に並び始めました。

それに続いて、和歌山県紀の川市産の「はなよめ」や「桃山白鳳」「日川白鳳」などの桃がたくさん並ぶようになりました。

和歌山の桃の収穫量は西日本で1位なんですね(全国5位)!

ほんのりとする甘い香りに誘われて、私も1パック購入しました。

これから生産のピークを迎える季節になりますが、ブランド桃の「あら川の桃」の直売所では行列ができ始めているそうです。

ときどき貴志川電鐵のにたま駅長とよんたま駅長に会いに行くと、この辺りを自転車で走り抜けます。

あら川の桃は紀の川市桃山町で生産されたブランド桃で、商標登録されています。紀の川市の桃でもそれ以外の地域で生産されたものはあら川の桃として販売できないんですね。

私が購入した桃も、あら川の桃の表記がなかったので、紀の川市産ではあるけど、桃山町で生産されたものではないようです。もちろん味は美味しいですよ!

これからさらに美味しくなる桃、今年もたくさん食べたいなぁ。