カレーとラーメンと古墳と

驚きました。ぶらくり丁大通りに来てすでにあちこちに人が。車は普段からたくさん行き来する道ですが、歩行者は土日祝日でもそれほど多くはならないエリアなのです。私も他の方々も目的は一緒。ぶらくり丁一帯でこの日開催された「POWER OF わかやま」です。

和歌山の有名なラーメンやカレーのお店が出店したり、ライブ、家族向けのイベントなど盛りだくさんの内容でした。

なかなか機会がなかったり少し遠いお店のグルメが食べられると、私も楽しみにしていました。

共通チケットを2枚購入して、カレーとラーメンを1食づついただくことにしました。国民食の2つをしかも有名店のものを食べられるなんて贅沢です。

まずは紀ノ川町にある「熊月堂」さんのチキンカレーをいただきました。決してしつこい味ではないのに、さまざまな具材が凝縮されたルゥがとてもおいしい。香りも食欲を増進させます。ナンも噛むのが楽しくなるお味と弾力でした。

2食目は和歌山市の「丸田屋」さん。和歌山出身のhydeさんがライブの差し入れをしたというSNSの投稿からさらに人気が上昇しているラーメン屋さんです。

豚肉中華そばにサービスのキムチもいただきました。私にとっては、和歌山に移住してきて最初に食べた和歌山ラーメンです。醤油ラーメン寄りの豚骨醤油ラーメンで、とても食べやすくどんどんすすりたくなるお味です。和歌山県内に4店舗展開しています。

おいしいランチに満たされて、エネルギーも充電されたところでバイクを飛ばして紀伊風土記の丘にやってきました。先日申し込んだ、連続講座の1つを受講するためです。

内容は「囲形埴輪について」「岩橋型石室からみた岩瀬千塚古墳群の展開」「埴輪生産からみた王権と紀伊」でした。私にとっては専門的に感じられる内容ばかりでしたが、他の参加者の方はさすが風土記の丘でボランティアをされていたり本当に古墳が好きであったりするので、質問の内容も細かいなと感じました。それでも、これから学べる内容がまだまだたくさんあるというのはわくわくします。

充実した日曜を過ごせたのですが、ラーメンの行列に並びながら、ぶらくり丁の隅から隅まで人がいる状態は、市立博物館にある1950年代の写真を思い出しました。これほどまでとはいかないまでも、イベントがない日でも人がもう少し行き来するようになったらいいのにと思わずにはいられませんでした。ぶらくり丁でのイベントは毎週のように行われていますが、これほどまでの人出は初めて見ました。和歌山市の各商業団体が協力して力を尽くされた結果なのだろうと思いますが、PRも私の知らないところで大々的に行われていたのでしょう。飲食の有名店の力も大きかったはずです。

それでも、少しづつだけど空きテナントも減ってきて、平日もコロナ禍のころよりは歩行者や自転車を乗った人がぶらくり丁を通るようになっているようにも思えます。一気に問題を解決しようとすればきっと無理が生じるでしょうし、ちょっとづつ活気が出てくれば嬉しいと一市民として思う日でした。

 

EAST ST. COFFEE SPOTさんで一服

9月に入って朝晩はだいぶ涼しくなってきたものの、まだまだ日中は連日の30℃越えが続いています。秋にさしかかると、コーヒーをアイスからホットに変えるタイミングに毎年そわそわしますが、EAST ST. COFFEE SPOTさんに入る前からまだアイスコーヒーで間違いありませんでした。

マスターには和歌山に移住してきてから、話し相手になってもらい、そして古今さまざまな和歌山情報を教えていただいています。

今日も、9月16日に開催される和歌山城天守閣での「ART night」のイベントと9月23日の「和歌の浦1300年記念大祭キックオフ・シンポジウム」のことを教えてもらいました。

 

和歌山城のアオサギと青石

この前目にしたカワセミの写真を撮ろうと紅葉渓庭園に来ましたが、残念ながら一度だけしか姿を現してくれませんでした。蚊がたくさん集まってきてしまったので、代わりに御橋廊下でじっとしていたアオサギの写真を撮って、そそくさと退散しました。

それにしても、さすが大大名のお庭だっただけあって、素晴らしい縞模様が入った青石がたくさんあります。

アルテリーヴォ和歌山、関西リーグ優勝!

リーグ戦も残すところ2試合となった、関西サッカーリーグ Division 1第13週。この時点で、アルテリーヴォ和歌山は2位のCento Cuore HARIMAに勝ち点差2をつけての1位です。

2022年9月10日(土)に桃源郷運動公園陸上競技場で開かれた第13週は、淡路島を拠点とするFC. AEJで、6月12日(日)の第6週に対戦した時には1-0でアルテリーヴォが勝利しています。

この日の結果によって、アルテリーヴォの2020年シーズンの優勝が決まる大事な試合でした。

桃源郷運動公園は、まさにその名の通り、桃の名産地にあります。ブランド「あら川の桃」はこの地で生産された桃だけにつけることができます。

 

試合開始から攻勢をかけるアルテリーヴォは前半10分にキャプテン大北選手がペナルティエリア右側からゴール。

後半も6分に竜田選手が左サイドからドリブルで中央に切り込んでシュートを放ち、2点目を奪いました。

終始ボールを支配し、優勢に試合を進めたアルテリーヴォでしたが、FC. AWJのキーパーの素晴らしいセービングに阻まれる場面が何度も見られました。

2-0で勝利し、同時に試合をしていた2位のCento Cuore HARIMAが引き分けたため、アルテリーヴォ和歌山の2022年シーズンの優勝が決定しました。

今シーズンの指揮を任された海津監督は見事にチームを5年ぶりに導き、また大北選手を中心に、メンバー全員で闘ってきた末に得た優勝ですね。

まだ、リーグ戦も1試合あり、全国社会人サッカー選手権大会や全国地域サッカーチャンピオンズリーグと続きます。これからも皆さんの活躍を応援しています!

第57回関西サッカーリーグDivision1

日程・結果

順位表

紀の川市の桃がたくさん出回り始めました

夏の果物がどんどん美味しくなってくる季節ですね。少し前からスーパーでは小玉スイカの「ひとりじめ」が店頭に並び始めました。

それに続いて、和歌山県紀の川市産の「はなよめ」や「桃山白鳳」「日川白鳳」などの桃がたくさん並ぶようになりました。

和歌山の桃の収穫量は西日本で1位なんですね(全国5位)!

ほんのりとする甘い香りに誘われて、私も1パック購入しました。

これから生産のピークを迎える季節になりますが、ブランド桃の「あら川の桃」の直売所では行列ができ始めているそうです。

ときどき貴志川電鐵のにたま駅長とよんたま駅長に会いに行くと、この辺りを自転車で走り抜けます。

あら川の桃は紀の川市桃山町で生産されたブランド桃で、商標登録されています。紀の川市の桃でもそれ以外の地域で生産されたものはあら川の桃として販売できないんですね。

私が購入した桃も、あら川の桃の表記がなかったので、紀の川市産ではあるけど、桃山町で生産されたものではないようです。もちろん味は美味しいですよ!

これからさらに美味しくなる桃、今年もたくさん食べたいなぁ。

迫力のマグロ解体ショー!

100㎏超のマグロ!

キーノ和歌山のロックスターファームズで行われたマグロの解体ショーを見に行きました。見たことないほど大きなマグロを相手に、体いっぱいに使って包丁を入れていく職人さんの技術に圧倒されっぱなしでした。

まな板(台?)に載せられた魚は愛媛で揚がった100㎏を超える本マグロ。宇和島の養殖で育てられた本マグロは、宇和島藩初代藩主の伊達秀宗にちなんで「伊達マグロ」と呼ばれるそうです。

まずは小型冷蔵庫ほどの大きさがある頭を切り離します。この部分だけでお寿司何人前になるんでしょう…。

次に硬い背びれの部分を切り落とします。ガシガシ切っていましたが、相当な力が必要そうです。

そしてお腹と背中に日本刀のように長い包丁を入れていき、表と裏で4分割に。

職人さんが腰を入れて持ち上げている、4分の1のブロックだけで大型魚1匹分くらいありそうです。

そのブロックは柵に切り分けられ、パッキング。写真のあたりは中トロの部分だそうです。1柵で3000円前後でした。うーん、一人暮らしの私にはちょっと贅沢なご馳走です。でも一般的な価格からするとだいぶお値打ち価格なのだそうです。大トロの部分を銀座のお寿司屋さんで食べたら1貫3000円ほどになるのだとか!

!!!

見ているうちに魚が食べたくなってしまった私は、七番丁にある「ご飯とお酒スタンド大福」さんの海鮮丼(¥500)にとろろ(¥100)をつけていただきました。

いくらも乗って具沢山の海鮮丼に大満足して家に帰りました。

誕生日は無人島で

先日、和歌山に移住して初めての誕生日を迎えました。数日前まで大きなプロジェクトに加えて小さなものもいくつか入っていたので、ギリギリまでどこかに行けるかわからない状況だったのですが、3日前に思い切って有田市にある地ノ島のキャンプを予約しました。

初島の港から船で10分もかからず到着するのですが、「無人島」という響きにはやはりロマンを感じずにはいられません。

バーベキューや海水浴を楽しむ日帰りの人もいて、アトラクションとしてとても魅力がある企画です。日帰りだと渡船料金は2000円、キャンプだと3000円になり、その他各種レンタルをする場合にはそれぞれの料金がかかります。

加太や雑賀崎もそうですが、やっぱり海の水が透き通ってますね。海というと、千葉の内房や神奈川の湘南、江の島のなどのような、もっと濃い緑色が当たり前だったので、まだ面食らってしまいます。

すぐ近くに見える対岸にはENEOSの精油設備が立ち並んでいて、夜にはその明かりが闇に浮かび上がっていて、幻想的な雰囲気を醸し出していました。

夜中に天気が悪化して雷雨に見舞われましたが、それもまたいい思い出となりました。

去年の今頃、翌年こんな誕生日を迎えられるとは夢にも思いませんでした。和歌山という素晴らしい土地と人に出会えて、本当に良かったと思っています。

夏本番!

1週間ほど前に梅雨が明け、和歌山も夏本番です。

飛び込みの案件を1つ納品して少し安心したので、昼食を食べた後に少しお散歩をしました。夏の日差しがガンガンでしたが。

本当はサイクリングをしたかったのですが、数日前に自転車で派手に転倒をしてしまい、まだあちこち傷が残っている状態なので、今日はガマン。

歩いているとすぐに汗がにじんできますが、さわやかな風が絶え間なく吹いていました。

今日も祝日ですが、紀の川サイクリングロードはそれほどそれほどサイクリストも多くありませんでした。

途中ドラッグストアでアイスを買って食べ、そしてベーカリーロボさんでスイートポテトデニッシュを明日の朝食用に買って帰りました。

猫駅長にご挨拶

少し風の強かった一昨日(2月27日)に和歌山電鐵の貴志川線に乗って一日ぶらぶら散策をしてきました。和歌山来る前からかならず会いに行こうと思っていたスーパー駅長に会いに行ってきましたよ。

1日乗車券で乗り放題!

今回の日帰り旅の舞台は和歌山電鐵の貴志川線。和歌山駅から貴志駅をつなぐ路線で片道30分ほどのローカル線です。往復するだけでも普通に切符を買うよりお得な1日乗車券で、乗ったり降りたり貴志川線を満喫しました。

駅長たちに会う前に、由緒ある3つの神社を回る西国三社参りをしてこちらの神様にご挨拶です!

名物のラッピング電車

貴志川線の目玉のひとつがラッピング車両。今回は「うめ星電車」「チャギントン電車」「いちご電車」と出会いました。お目当ての車両がある場合は時刻表を確認すれば必ず乗ることができますよ!

日前神宮·國懸神宮、竈山神社、伊太祈曽神社にお参り!

「日前宮」「竈山神社(かまやまじんじゃ)」「伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)」の3つの神社をお参りする三社参り。和歌山県屈指のパワースポットなんだそうです。いずれもそれほど大きな境内ではありませんが古い歴史を持つ由緒ある神社です。

堂々たるお姿。よんたま駅長とニタマ駅長

伊太祁󠄀曽神社のお参りを終えて伊太祁󠄀曽駅に戻ってくると、いらっしゃいました、ここの駅長よんたまさん。

人に囲まれてもまったく動じません。さらに終点の貴志駅で降車すると、こちらのニタマ駅長もいらっしゃいました!

なんと毛艶のいいことでしょう。ふつくしい…。

ねこの駅長の出勤日も貴志川線のHPに掲載されているのでこちらでご確認を!

お昼を食べて平池緑地公園へ、の予定が…

さて、無事に西国三社参りを終えて、駅長お2人のご尊顔も拝めたので、少し早めの昼食です。貴志駅から1kmほどのところにある産直市場よってって 貴志川店の「八十八家」さんのバイキングでランチです。

1時間30分で大人1350円、子ども850円、シルバー1250円、幼児(6歳以下)500円、3歳未満無料

さすが産直に併設されたお店だけあって、地元の食材をふんだんに使ったお料理が並んでいます。しかし、これが罠でした。

止まらない箸のおもむくままに、次から次へと胃にお料理を運んでいたら身動きができないほど満腹に。気がつけば1時間以上じっと座って過ごしていました…。八十八家さん、おいしかったです。このあと平池緑地公園に行く予定でしたが、今回は見送りです。

気を取り直して貴志駅のたまカフェで南高梅のジェラートをいただいて帰宅しました。

貴志川線はのんびりぶらり旅をするのにぴったり。駅長、また会いに来ますね!